1day Cataract surgery

白内障の症状について

視力が低下する疾患は数多くあり、片目か両目か、どのように見づらいか（中心部が見づらい、視野の一部分が見づらいなど）急激に起こったか徐々に起こったか、充血や痛みなどの他の症状伴うかなど注意が必要です。
　検査診察前に詳しくお話をお伺いさせていただきます。

手術は局所麻酔で顕微鏡を使って行います

局所麻酔（主に点眼による麻酔）でおこないますので、手術中の痛みはほとんどありません。
約2〜3mmの創（きず）から超音波で水晶体を細かく破砕しながら吸い出し（超音波水晶体摘出術）、残した薄い膜（水晶体嚢）の中に人工レンズを挿入する方法が主に行われていますが、進行した白内障や水晶体嚢の状態によっては、水晶体をそのまま取り出す方法や、人工レンズを強膜に縫い付ける手術を行うこともあります。

白内障は技術の進歩により、より短時間の手術、より侵襲の少ない手術になりつつありますが、手術の合併症によって重篤な視力障害が生じる場合もあります。手術時期につきましては、眼科医とよく相談して決める必要があります。
眼内レンズの種類の選択や、術後の見え方につきましては、患者さんそれぞれの生活スタイルやご希望をよく伺った上で、個別にご相談させていただきます。